こんにちは。

ＩＴ顧問、ＩＴコンサルタントの渡辺です。

企業でGoogleドライブを使ってファイル共有をしている企業には、ドライブファイルストリームがオススメです。

そもそも、Googleドライブって？

GoogleドライブはGoogleのオンラインストレージサービス（ファイルを保存してくれるサービス）です。ここでファイルを保存しておくことができます。

個人のGoogleアカウントでも使えますが、企業用でも使えます。企業用の方が高機能です。

企業だと情報共有のために、ファイルを共有することが多いので、このようなサービスはとても便利です。

Googleドライブのデメリット

Googleドライブはファイルを保存・共有できる点で便利なのですが、デメリットもあります。

それは、ファイルを開くのにブラウザを使わなければならなかったことです。

その点、ドロップボックスの方が使いやすかったりしますよね。（ドロップボックスはエクスプローラーからファイルを開けるので）

ドライブファイルストリームでGoogleドライブのデメリットを解消

ドライブファイルストリームはGoogleドライブのデメリットを解消するツールです。

どういうことかというと、ドライブファイルストリームを導入することで、Googleドライブのファイルをエクスプローラー上で開けるようになります。

もちろん、今まで通りブラウザからも開けるので、Googleドライブの使い方の幅が広がります。

ドライブファイルストリームの特徴

①エクスプローラーからファイルを開ける

ドライブファイルストリームを使うと、エクスプローラーからGoogleドライブのファイルを開くことが出来ます。

Dropboxと同じような感じですね。

②ディスク容量を圧迫しない

Dropboxと違うところもあります。

Dropboxはファイルをフォルダにコピーしています。なので、Dropboxにあるファイルが増えると、自分のパソコンの容量を圧迫します。

しかし、ドライブファイルストリームはファイルをフォルダにコピーしません。なので、Googleドライブのファイルが無限にあっても、パソコンの容量は圧迫されません。

③オフラインでも使える

ファイル右クリック＞ドライブファイルストリーム＞オフラインで使用可能にする と押すと、オフライン使用するファイルを指定することもできます。

ドライブファイルストリームの注意事項

同期に少しタイムラグがあります。また、ファイルのバージョン管理が十分にされているわけではないので、複数人で同じファイルを使うと上書きしてしまう可能性があります。なので、小規模な組織で顔を合わせて仕事をしているような現場には良いですが、人が多い組織には向かないかもしれません。

ドライブファイルストリームはGoogleのアカウントを紐づいているので、どこかのアカウントでログインしている場合は、他のファイルを見ることが出来ません。１つの組織で使っている場合は問題ないですが、複数の組織で仕事をしている人にとっては多少手間になるかと思います。

ドライブファイルストリームを導入するには

以下のリンクから導入できます。

https://support.google.com/a/answer/7491144