自社のウェブサイト(ホームページ)をワークショップしながら改善する方法


こんにちは。

IT顧問・ITコンサルタントの渡辺です。

 

自社のウェブサイト(ホームページ)に満足していますか?

事業に携わっている方はウェブサイト(もしくはホームページと呼んだりもしますが、以降は「ウェブサイト」で統一)を持っていらっしゃると思います。

では、そのウェブサイトに対して、どのくらい満足していますか?

また、どういう点を改善していこうか、イメージがありますか?

 

課題意識があるのが当然

ウェブサイトは「一度完全なものを作ったら終わり」というものではありません。

情報を更新したリ、ウェブサイトのデザインのトレンドへ対応させたり、業務内容の変化に合わせて編集したり、セキュリティ対策をしたり、とやることは常にあるものです。

 

大事なのは課題を見つけること

大切なのは、課題を見つけることです。

課題が見つからないことには改善することが出来ません。

また、具体的な課題が見つかれば、解決策は見つかるものです。

例えば、「直帰率が高い(サイトを見てもすぐに帰ってしまう人が多い」というのが分かれば、直帰率を下げる方法を相談したりググったりして、対策を考えることができます。

 

課題の見つけ方

社内で1人で「うーん」と考える時間も悪くありません。また、社内でチームを作ったり、外部のコンサルを使ったりするのも良い案だと思います。

しかし、今回は別のやり方を提案したいと思います。

それは、複数社の人で集まり、それぞれのウェブサイトの課題を考えるワークショップをやるというものです。

※少人数の組織にオススメ

もちろん、ウェブのことを全く知らない人同士だと有益な話し合いにはならないのですが、多少なりともウェブサイトについて分かっていれば、有益な意見交換は可能です。

 

課題を見つけるワークショップのやり方

  1. ワークショップの題材になるサイトを決める
  2. 題材になったサイトの会社の人が、事業内容・サイトの利用目的・現在の課題・現在やっている取り組み・成果指標・ターゲットユーザー等について話す
  3. そのサイトを見たり、類似サイトを見たり、検索サイトでの表示を見たりしなが、課題をドンドン見つけていく

課題を見つけるメンバーにはターゲットユーザーの気持ちになってもらうことが大切です。

ターゲットがどのように検索して、そのサイトにたどり着き、どんな情報を見たりどんな行動をしたりするのかイメージすると、課題が見つかりやすいです。

 

課題を解決する

課題が見つかったら、あとは課題に優先順位をつけて解決していくだけです。ドンドンやってしまいましょう。

「業者に頼まないとウェブサイトの編集が出来ない」という方は、ひとまずは、業者に課題を伝えてやっていただいても構いません。が、長期的な目線で見ると、自社でウェブサイトを編集できるようにしてもらうのがオススメです。

ワードプレスなどのいわゆるCMSと呼ばれるものを使えば、自社でもウェブサイトを編集できるようになります。ウェブサイトは常に鮮度が高い情報があったほうが望ましいですし、そのためには自社で簡単に編集・投稿する仕組みがあるに越したことはありません。