Google Ad Grantsで「このアカウントはAd Grantsのポリシーに準拠していません。ご確認のうえ、修正してください。」と出たときの対処法。
このアカウントはAd Grantsのポリシーに準拠していません。ご確認のうえ、修正してください。
1語のキーワード、団体が所有しないブランドのキーワード、品質スコアが低いキーワードを一時停止または削除してください。修正されない場合、このアカウントは〇月〇日に無効になります(再開は可能です)。
こんにちは。渡辺です。
Google Ad Grantsで以下のような警告メッセージが出たときに、私が対処した方法をお伝えします。
【はじめに】
この警告が出たのにも関わらず何も対処をしなかった場合、一時的にですがアカウントが凍結されてしまう恐れがあります。凍結されたアカウントを再開させることは可能ですが、できれば最初から凍結させられないような運用をしていた方が、気持ち的にも楽だと思います。
参考ページ:プログラム ポリシー(Ad Grantsヘルプ)
【警告を消すために何をしたか?】
具体的に何のキーワードに問題があるのかを直接知ることは出来ません、1つ1つのキーワードをチェックしていくのも大変ですが、ある程度のキーワードはまとめて対処することができます。
私の場合は「1語のキーワード」「品質スコアが低いキーワード」を抽出して「一時停止」することで警告を消すことができました。品質スコアは2以下の時に低いとみなされるようなので、品質スコアが2以下のキーワードをターゲットにしました。
参考ページ:非営利キャンペーン(Ad Grantsキャンペーン)
【手順1.管理画面を開く】
まずはGoogleAdWordsの管理画面を開いてください。
※2018年1月時点でのリニューアル版を想定しています。
【手順2.「キーワード」画面を開く】
画面左側のメニューから「キーワード」を選択してください。
【手順3.品質スコアでフィルタをかける】
画面中央部分(線グラフの下で、キーワード一覧の上)にある漏斗の形をしたアイコンを押して、品質スコアを選択します。
出てきた画面で、記号を「<=」にし、数値を「2」にします。こうすることで品質スコアが2以下のデータのみを抽出できるようになります。
設定したら「適用」を押してください。
【手順4.チェックボックスにチェックを付ける】
画面下部のキーワード一覧には品質スコアが2以下のキーワードのみが表示されているハズです。
この状態で、チェックボックスを全てONにしてください。
【手順5.全てのキーワードを選択する】
「〇個を選択済み(または〇個すべてを選択する)」と表示されている場合は、「〇個すべてを選択する」をクリックしてください。
【手順6.一時停止する】
「編集」を押します。
表示されたメニューの「一時停止」を選択します。
これで品質スコアが2以下のキーワードの一時停止は完了です。
最後に、フィルタや選択状態を解除してください。フィルタや選択をしている帯のような部分の右側にあるバツボタン[×]を押すとフィルタ状態・選択状態が解除されます。
【手順7.「1語のキーワード」でフィルタをかける】
複数語のキーワードの場合は、キーワードとキーワードの間に半角スペースが入るので、半角スペースがないキーワードを抽出します。
まずは、先ほどと同じように、漏斗のアイコンを押します。次に「キーワードのテキスト」を選びます。
キーワードのテキストは「次を含まない」にし、値に半角スペースを入力します。
【手順8.全てのキーワードにチェックを付けて一時停止する】
全てのキーワードにチェックを付けて一時停止する方法は、品質スコアが2以下のキーワードを一時停止したときと同じやり方です。
以上の手順を行ったことで、私は警告がでなくなりました。なお、対象のキーワードを一時停止しても、実際に警告が消えるまでにはタイムラグがあります。
お困りの方はぜひ試してみてください。